クラブハウスの設備と食事 専属シェフに食べたい物を注文
もちろん、トレーニングルームで汗を流す選手もいます。日本の球場だとトレーニングルームやシャワー室は、一度ロッカールームから廊下に出て移動……というケースがほとんど。メジャーでは、それらすべてがクラブハウスとつながっているのが特徴。だから素っ裸でうろつく選手も普通にいます。
■「じゃ、チーズとハムのオムレツで」
球団にはクラブハウスで働く専門のスタッフもいます。クラブハウスマネジャーや専属シェフなどさまざま。小腹がすいたときに厨房に向かうと、シェフが材料を見せてくれて、「今日はこれがあるけど、何を作る?」と聞いてくれる。「じゃ、チーズとハムのオムレツで」と、食べたい物を注文できます。
ナイターがある日ならお昼の12時ごろに球場に来て、帰るのも大体11時か12時。ほぼ半日を過ごすわけですから、選手が快適でいられることを考慮して造られています。
驚いたのはビジター球団用のクラブハウスも本拠地とほぼ変わらない設備が整っており、専属スタッフが勤務しているところ。改めてメジャーのスケールに驚かされました。