損失額200億円超 ブレーブス25年ぶり世界一ならチーム崩壊
メジャーを代表する古豪が記録的な大敗を喫した。
14日(日本時間15日)に行われたナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第3戦は、ブレーブスがドジャースに3-15で敗れ、対戦成績を2勝1敗とした。ブレーブスは先発右腕ライトが2本塁打含む5安打7失点の乱調で、わずか3分の2回でKO。2番手左腕デイトンもドジャース打線の猛攻を食い止められず、この回だけで11失点を喫した。1イニング11失点は大リーグのポストシーズン史上ワースト記録である。
序盤に早々と勝敗が決したため、ブライアン・スニッカー監督は中盤以降、主力に控え選手を投入し、15日の第4戦に備えた。
今季はナ・リーグ東地区3連覇を成し遂げ、ワイルドカードシリーズ、地区シリーズ含めて、ここまで8試合で7勝1敗。今ポストシーズンで初黒星を喫したとはいえ、1999年以来のリーグ優勝、95年以来の世界一に届きそうな勢いである。
名将コックス監督のもと、90年代に黄金時代を築いた名門復活のムードが漂っているが、今オフにはチームが崩壊しかねないという。