巨人ぶざまな日本S敗退でコーチ粛清…元木&宮本“詰め腹”も
■原監督の続投は規定路線
球界の盟主を自任しながら、この体たらく。首脳陣は当然、無傷というわけにはいかない。
球団は二軍の村田野手総合コーチ、杉内投手コーチの一軍昇格を検討しているというが、そんな“小幅改造”で済むのか。3年契約2年目の原監督の来季続投は既定路線だ。
さる球界関係者がこう言う。
「原監督に次ぐナンバー2の元木大介ヘッドコーチ(48)、宮本和知投手チーフコーチ(56)に責任が及ぶ可能性はある。原監督も球団も、内野守備兼打撃コーチから昇格した元木ヘッドの働きを評価していた。ただ、監督が留任するのだから、責任を取るとすればナンバー2。2年連続4連敗に対するファンからの風当たりは強く、ネット上は『原、辞任しろ!』などという厳しい声であふれている。ヘッドコーチが詰め腹を切らされるというケースが巨人では多いですから」
巨人OBは宮本投手コーチに言及する。
「実は5年ぶりにリーグ優勝を果たし、日本シリーズでソフトバンクに4連敗を食らった昨年も、原監督に一度は辞意を伝えたそうです。宮本コーチは選手側に寄り添いたい。でも、チーム内で“全権”原監督の指示は絶対。その間に立ち、選手の前で原監督に怒られたり、1年目からかなり苦労した。最終的に引き留められて留任したとはいえ、今年は『チーフ』の肩書がついている。責任を取る準備はできているのではないか」