新谷仁美は勝てば五輪内定 日本選手権1万m記録更新宣言も
「明日(4日)は日本記録(30分48秒89)を目指して、1万で世界と戦うためのレース展開をしたいです」
力強く語ったのは、日本選手権(大阪)女子1万メートルに出場する新谷仁美(32)だ。
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2013年世界陸上は30分56秒70の自己記録で5位入賞も、翌年右足の故障悪化で引退。18年にOLから競技に復帰。昨年の日本選手権は3位に終わったが、現役に戻り2年半を経た今は昨年とは別人。五輪参加標準記録を突破しているので、このレースに勝てば五輪出場が内定する。
今年8月、新谷は日刊ゲンダイのインタビューでこう語っていた。
「(目指すタイトルには)日本記録も入っていますが、みなさんにストレートに伝えられるのは、世界での結果(メダル)。そこに照準を合わせていかないとやっていけません。好きだから続けていくという精神はありませんから」
眼中にあるのは日本記録更新での五輪切符と本番でのメダル取り。スタートは17時15分だ。