新庄に来るかオファー…キャンプで“客寄せパンダ”が精一杯

公開日: 更新日:

自ら複数球団に売り込み

「新庄は今、野球以外の仕事が引く手あまた。テレビなどメディアの仕事はもちろん、複数のプロレス総合格闘技団体から試合参戦のオファーが舞い込んでいる。それでもプロ野球復帰を最優先に動いていた。選手としてプレーするだけでなく、外野手としてゴールデングラブ賞を10度獲得した外野守備の極意などを後輩たちに伝授したいとも思っている。実際、現役時代のツテを頼りに複数球団に獲得を売り込んでいたそうですから」

 そんな中、在阪の球界関係者は、「もしかしたら、来春キャンプで招待選手として呼ぶ球団があるかもしれない」と、こう続ける。

オリックスです。福良GMと中嶋監督は、新庄とは日本ハム時代に同じ釜の飯を食った仲。新庄は今年6月、大阪のラジオ番組で『最後はやっぱり巨人でしょう』とした一方、『パはオリックスに入ってほしいという声が多い』と自ら話していた。オリックスは06年、営業面も考慮し、巨人を戦力外になった清原和博を獲得。沖縄・宮古島キャンプ初日には、球団史上最高の160人の報道陣、17台のテレビカメラ、前年同日の約7倍となる500人のファンが押し寄せた。コロナ禍の影響を差し引いても、新庄がキャンプに来るだけで十分に盛り上がるはずです」

 新庄はトライアウト終了後、「今日終わって、6日間でオファーがこなかったら野球は終わり」と断言した。よもやのオファーは届くのか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 3

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 4

    PL学園から青学大へのスポ薦「まさかの不合格」の裏に井口資仁の存在…入学できると信じていたが

  5. 5

    阪神・佐藤輝明「打順降格・スタメン落ち」のXデー…藤川監督は「チャンスを与えても見切りが早い」

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の肩肘悪化いよいよ加速…2試合連続KOで米メディア一転酷評、球速6キロ減の裏側

  2. 7

    新庄監督のガマンが日本ハムの命運握る…昨季の快進撃呼んだ「コーチに采配丸投げ」継続中

  3. 8

    ソフトB「二軍の帝王」を悩ます“王の庇護” 自己評価の高さとパワー、潜在能力は一級品も...

  4. 9

    ソフトB近藤健介離脱で迫られる「取扱注意」ベテラン2人の起用法…小久保監督は若手育成「撤回宣言」

  5. 10

    「負けろ」と願った自分を恥じたほどチームは “打倒キューバ” で一丸、完全燃焼できた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育