巨人ヤキモキ…セMVP菅野が残留なら来季年俸はいくらに?
■巨人の金庫も青天井では…
なお、本塁打、打点の2冠に輝いた4番・岡本は7000万円増となる2億1000万円。菅野は18年(15勝8敗、防御率2・14)の契約更改で2億円増の6億5000万円でサインしている。さらに、その前年(17勝5敗、同1・59)も2億2000万円アップしており、2年連続で2億円以上の増額を勝ち取っている。さるチーム関係者がこう言った。
「今回は1・5億円から2億円アップの年俸8億円から8・5億円の攻防とみられています。ただ、はっきり言って関係者はヤキモキしていますよ。最近は球団の金庫も青天井ではなく、年俸総額にも上限の目安がある。残留の可能性がある菅野の分も残しておく必要があるので、他の選手の年俸にも関係してきます。さらにFAで獲得した梶谷の人的補償としてDeNAに提出した28人のプロテクトリストに菅野の名前も入れたため、その分1人が守れなくなったのです」
菅野は2年前のオフに「将来的に(日本球界でも年俸)10億円をもらう選手がいても、おかしくないと思う」と語っていた。10億円には届かなくても、巨人は日本球界の日本人選手歴代最高額を更新する8億円以上を用意しているようである。