笹生優花のパットはインパクトゾーンでグリップが緩まない
繊細なタッチを生む緩まないグリップ圧
2018年「アジア大会」の女子個人戦で金メダルを獲得。18、19年「フィリピン女子オープン」連覇とアマチュア時代から圧倒的な強さを誇る笹生優花は、いま女子ツアーで最も勢いがある。
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19年プロテストに合格するや、20年「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でツアー初優勝を果たすと、「ニトリレディス」で2戦連続優勝。新人ながらも現時点で賞金ランク1位をキープしている。
笹生は男子プロ顔負けのドライバー飛距離を誇るが、飛ばすだけでは優勝争いを演じることはできない。師匠であるジャンボ尾崎譲りの繊細なパッティングがバーディーを量産し、それが彼女の強さの原動力になっているのだ。
高速グリーンでは繊細な転がしが求められるが、そのために不可欠なのが、インパクトゾーンでグリップが緩まないこと。緩まないためには笹生のようにアドレスから打ち終わるまで、グリッププレッシャー、握りの強さを一定に保っておくことが必要である。