女子ゴルフ賞金総額は史上最高41億円 コロナ禍でもバブル

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 コロナの影響で、今年と来年のシーズンが統合された国内の女子プロゴルフツアー。来年も37試合が予定されており、賞金総額は史上最高の41億4000万円となる。

 一方の男子は来季も厳しい。4月の東建カップから12月の日本シリーズまで24試合。賞金総額未定の2試合を除き、27億1180万円となっている。

 尾崎将司と中嶋常幸がしのぎを削り、経営者やサラリーマンがゴルフに熱中した1990年代前半までは男子ゴルフは大人気だった。バブル経済の恩恵で巨額のマネーがゴルフ界にも流れ込み、93年は39試合、賞金総額41億8500万円。賞金王の飯合肇は約1億4871万円を稼ぎだした。ちなみに同年の女子は38試合。賞金総額は約21億円で賞金トップの平瀬真由美は約8147万円。2019年のランキングで見ると9位の金額だ。来年のアース・モンダミンカップは賞金総額3億円。優勝はなんと5400万円のビッグマネーだ。

 今年の女子プロは開催14試合がいずれも無観客。来年の感染状況も読めないものの、女子プロゴルフはバブル経済真っただ中にあるといえる。

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