紀平梨花が躍進誓う世界選手権 勝機はロシア勢の“後遺症”

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「世界選手権ではノーミスの演技をして、五輪への自信にしたい」

 昨年末のフィギュアスケート全日本選手権で連覇を達成した女子シングルの紀平梨花(18)が、3月の世界選手権(ストックホルム)での躍進を誓った。

 6日は全日本選手権で4連覇した男子シングルの宇野昌磨(23)とともに、所属先のトヨタ自動車本社を訪れ、愛知県豊田市がゆかりのスポーツ選手を応援する事業「わがまちアスリート」の認定証を授与された。

 先の全日本選手権で代表に内定した世界選手権では、2022年北京五輪の国別出場枠の獲得を目指す。各国・地域に与えられた最大3枠を確保するには、言うまでもなくロシア勢が目の上のタンコブになる。

 昨年暮れのロシア選手権では一昨年のGPファイナルで表彰台を独占した3人娘の一人であるアンナ・シェルバコワ(16)が3連覇を達成して世界選手権代表入りを決めた(残り2人は後日決定)。過去に実績のあるベテランに加え、伸び盛りの若手も台頭し、層の厚さは他の追随を許さないものの、世界選手権では日本にもわずかながら勝機がある。

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