楽天ドラ1早川はジンクス打破? 岸や則本も一目置く強心臓

公開日: 更新日:

 ルーキーはキャンプや自主トレで必要以上に張り切る傾向がある。

 大学や社会人出身であればなおさら。即戦力として期待されているだけに、少しでも速い球を投げよう、遠くに飛ばそうと、自分のスタイルや調整のスタンスを崩すことも珍しくない。その結果、ケガをしたり、本来の長所を失ってしまえば目も当てられない。だからこそ首脳陣は新人の扱いに苦慮するのだが、そんな心配が必要なさそうなのが楽天のドラ1・早川隆久(22=早大)だ。

 キャンプ初日に岸(36)や則本(30)らがブルペン入り。いきなり投球練習で汗を流すベテランをよそに、キャッチボールやランニングなどで独自調整。エース級が飛ばそうが我関せずで、「周りに流されず、自分の計画、ペースでやっていきたい」と平然とマイペースを強調したのだ。

 その早川が2日、初のブルペン入り。

 石井GM兼任監督らの首脳陣が見守る中、捕手を座らせて37球、ストレートだけを投げ込んだ。セットポジションやクイックモーションなどの感覚を少しずつ確かめるように、しかし、力を入れた様子はまったくなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇