澤村拓一は壊滅状態レッドソックス投手陣の救世主になるか
「澤村は150キロ台後半の直球に加え、狙って三振が取れるスプリットを武器としており、メジャーのリリーフ投手と比べても遜色ない。しっかりと米国の環境に適応できれば、結果を残せるだけのポテンシャルを持っています。07年の世界一に貢献した岡島のようにセットアッパーを務める可能性はあると思う」(Jスポーツ大リーグ中継で解説を務める評論家の三井浩二氏)
レ軍の主な救援陣は澤村の他、元広島のブレイシア(昨季の防御率3・96)、ヤンキースから移籍のオッタビーノ(同5・89)、バーンズ(同4・30)の右腕4人。現時点で通算15セーブのバーンズが守護神の有力候補ながら、「同僚の状態次第では一時的にクローザーを務めるかもしれません」(三井浩二氏)という。
米国の環境に適応できれば、球団オプションである3年目も安泰か。