白鵬が捨て身技で229日ぶり白星 狙うは“休場のための優勝”
2018年以降は18場所中、皆勤はわずか6回。「横綱失格」との声もあるが、本人は「ケガから復帰したときは結果を残している」と胸を張り、これを支持するファンも少なくない。いくら休もうが強いのだから大目に見ろ、ということだろう。
■丸1年皆勤すらなし
しかし、白鵬はV44を達成した昨年3月場所を最後に丸1年間、優勝はおろか皆勤すらしていない。
「出場すれば強い」といっても、それはあくまで過去の話。昨年7月場所は優勝の目がなくなるや、本場所が佳境となる終盤にもかかわらず、ケガを理由にケツをまくってしまった。強い弱い以前の問題である。
「丸1年優勝がないのは、横綱白鵬にとっては自己最長です。そろそろ土俵で結果を出して更なる延命につなげたいのでしょう。まだまだ引退するつもりはないようですから」(前出の親方)
捨て身の相撲で初日を乗り切った白鵬。「出場すれば強い」ことを改めて証明できるか……。