OP戦終了で前評判高い巨・神に“アキレス腱” 評論家が指摘
■佐藤輝は疲労蓄積と体の張りで最終戦欠場
オープン戦の“優勝”は阪神だった。ドラ1ルーキー佐藤輝が6発で“本塁打王”の活躍。昨季までの貧打がウソのように、チーム打率.267、17本塁打といずれも12球団トップの打線を牽引した。前出の高橋氏が続ける。
「その佐藤輝にしても、蓄積疲労と体の張りで、この日の最終戦を欠場しました。もっと早く手を打たないといけないのに、阪神の首脳陣は佐藤輝が疲れていることに気が付かなかったのでしょうか。チーム打率が上がったといっても、佐藤輝の活躍によるところが大きい。黄金ルーキーだけに開幕後は厳しく攻められるでしょうし、シーズンでも打ち続けられるとは限りません。実際、オープン戦も最後の11打席は安打が出ていない。佐藤輝がコケたら阪神もコケるような状況は危険といえます」
巨人も阪神も不安材料はあるということだ。