ロッテ佐々木の一軍初登板は5回4失点 露呈した数々の課題

公開日: 更新日:

 ほろ苦いデビュー戦となった。

 16日、ロッテ2年目の佐々木朗希(19)が西武戦で一軍初登板初先発。5回4失点で勝ち投手の権利を得た上で降板したが、後続の投手が打たれ、初勝利とはならなかった。

 最速163キロのストレートは平均150キロ台前半。二軍戦で5試合投げた時と同様、やや力をセーブしながら、持ち前の制球力で内外角へと投げ分けた。

 その一方で、テレビ解説をしていたロッテOBの里崎智也氏が「もうちょっと変化球でカウント取れれば、楽になってくると思う」と指摘していたように、特にフォークの制球に安定感を欠いた。

 佐々木はスライダー、フォーク、チェンジアップなど複数の変化球を持っているが、今季はスライダーとフォークのみに限定している。この日のフォークは、ストライクゾーンからボールゾーンへと鋭く落ちる球も中にはあったものの、高めに浮いたり引っかけたりするシーンが目立ち、これが失点の呼び水となった。

「プロ入り前からの課題である体力面も、発展途上です」とは、ロッテOB。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値