ロッテ清田「無期限謹慎」は選手の不倫にブレーキかけるか

公開日: 更新日:

 これまで球界では数多くの選手が週刊誌の「餌食」になってきた。

 あの清原和博不倫話は枚挙にいとまがなく、ついには女房に逃げられた。巨人阿部慎之助二軍監督は現役時代に年下グラビアアイドルにハマり、二岡智宏三軍監督も、かつて女子アナと浮名を流した。ロッテ鳥谷敬阪神時代、「夜の三冠王」と呼ばれた。原辰徳監督も現役時代の女性問題を脅され、反社会的勢力に1億円を支払ったと報じられた。

 そこでロッテの清田育宏(34)だ。今月、写真週刊誌「FRIDAY」に不倫の詳細をスッパ抜かれたわけだが、コロナ禍における感染防止のため部外者との会食を禁じられていながらも女性との密会を球団に隠し、虚偽の申告をしていた。それだけでなく、自分がコロナに感染すると、密会の口止めのために女性には病院に検査に行かぬよう指示していたというから、まさにゲス野郎だ。

 ロッテは清田に無期限謹慎処分を下し、この一件は球界にも大きな衝撃を与えたが、ならば「清田事件」はプロ野球選手の不倫や浮気にブレーキをかけることになるのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…