山本和範さん“不屈の男”は北九州市で「館長」として貢献中
「常勤スタッフがいろんなアイデアを出し合い、頑張ってくれてるんです。ところが去年は15万8000人ちょい。新型コロナは一日も早く収束して欲しい」
他には、福岡ソフトバンクが設立したホークスジュニアアカデミーの北九州エリア担当のコーチもしている。
「ジュニア世代のレベル向上、発掘……。野球の啓蒙活動の一環です」
また、吉本興業に所属するタレントでもある。
「スポーツ番組のコメンテーター、イベントのゲストや講演会の講師などのマネジメントをお願いしています。バンジージャンプとか火の中に飛び込む企画でなければバラエティー番組もOKです」
■プロ最終打席で決勝ソロ
現役時代は勝負強さで定評があった山本さん。オールスターには5回出場し、86年(南海)と96年(近鉄)のそれぞれ第1戦でMVPを獲得した。
「86年は2安打、96年は代打で逆転3ランが決め手に。惜しかったのは86年の第2戦。先制のソロを打ったんやけど、逆転された後に西武のルーキー・清原(和博)が同点ソロを打ってMVP。あの時、MVPを取れてたら史上初の2戦連続やったのに……。やっぱり清原は“持っとる”んよ(笑い)」