吉田麻也「3回も出て1回もメダルを取れないのは情けない」
加えて言うと、同じイタリアで切磋琢磨する10歳年下の冨安健洋(ボローニャ)との連携は計算できる。日本代表ではすでに2年共闘し、お互いの特徴を知り尽くしている。そのコンビを軸に東京五輪も戦えるのだから、森保監督も心強い。
1次リーグだけでも南アフリカ、メキシコ、フランスと強敵揃い。彼らをどう封じるか? これがメダル獲得へのカギになるのは確かだ。やはり吉田の手腕に託される部分は少なくない。
「本当にホスト国か、というくらい厳しい戦いになる。予選突破が最初の大事な関門。五輪で結果を出して、U-24世代の何人がA代表に定着するか、が大きな意味を持つ」と主将は語気を強める。その言葉通り、「東京五輪経由カタールW杯行き」を果たす若手を増やすべく、力強い援護射撃を見せてほしい。