大谷“仕切り直し登板”で今季初黒星 移動でも二刀流の弊害
マドン監督は、かねて「ショウヘイには登板前よりも登板後に休ませたい」と話し、実際に今月20日のインディアンス戦で登板した翌日のツインズ戦で今季初めて休養を与えた。
大谷が欠場したのは、この1試合のみ。主砲トラウト(打率.333、8本塁打、18打点)が右ふくらはぎを痛めて離脱している現在、メジャー3位タイの15本塁打を放っている大谷の長打力に頼らざるを得ない状況だ。
打者での出場を優先すれば、今回のように登板にも影響することもある。マドン監督の悩みは尽きない。
仕切り直し登板の29日、投手に専念した大谷だが、同点に追いついた直後の七回裏に勝ち越しを許して降板し、今季初黒星を喫した。