門倉元コーチに目撃情報 失踪と韓国カジノ通いの因果関係
■度重なる「差し押さえ」
登記簿を確認すると、門倉氏は韓国に渡る前年の08年、国内の大手銀行から計2億円を利息2・5%で借り入れ、横浜市に3億円ともいわれる自宅を新築。15年まで7000万円を返済したが、18年、本人の持ち分に設定した抵当権を市に差し押さえられた。約2カ月後には解除したものの、その4カ月後には夫婦の持ち分すべてを横浜地裁に差し押さえられ、競売開始が決定している。理由は住宅ローンの滞納のようだ。
中日のコーチ就任後の19年6月には残り1億3000万円を完済し、抵当権を抹消。差押登記も抹消されたが、同時に韓国系の銀行から約8000万円を利息3%で新たに借り入れている。
門倉氏は、コーチに就任してからも車は所有せず、ナゴヤ球場まで電車で通勤。赴任先の愛知県豊田市で次男と2人暮らしをしていた。
球団は退団理由について、「プライベートな問題なので……」と具体的な説明を避けているという。いずれにせよ、無事を祈るばかりだ。