星野陸也は通算1オーバー 米国予選会通過の意地見せた
【全米オープン】第2日
星野陸也(25)が全米プロの借りを返した。
この日は第1ラウンドの残り4ホールを消化して69。続く2アンダーで発進した第2ラウンドは前半に3アンダーまで伸ばすも、後半は別人のようにショットが乱れ、通算1オーバーでホールアウトした。
「第1ラウンドと第2ラウンド前半はショットが良かったが、後半は風の計算が合わずショットがブレはじめて苦しい展開になった。難しいコースはダブルボギーやトリプルボギーがすぐに出る。明日からもボギーを打つ勇気をしっかりもってプレーしたい」(星野)
先月のメジャー、全米プロは通算15オーバーで予選落ち。実力差を痛感した。その後は帰国せず米国のコースで調整を続け、6月7日に全米オープン最終予選会(カリフォルニア州の会場)に出場。1日36ホールプレーで本戦切符を手にした。石川遼(29=世界ランク145位)と浅地洋佑(28=同336位)は日本地区予選会からの参戦だけに、負けるわけにはいかない。
同ランク78位の星野は米ツアーでのプレーを熱望している一方で、東京五輪の代表にも強い思いがある。男子の代表は今大会までの成績(21日の世界ランク)で決まる。同ランク15位の松山英樹はすでに確定。もう一人は星野にほぼ決まった。