巨人あるか今季2度目の“粛清人事”…阪神に惨敗で3位に転落
2位巨人が首位阪神に大敗を喫し、3位に陥落した。
リーグ戦再開となった18日の阪神との直接対決に先発したC.C.メルセデス(27)は二回、先頭の佐藤輝に二塁打を許すと、サンズに適時二塁打を打たれ先制点を献上。梅野、近本にもタイムリーを打たれて3点を失った。三回にはマルテに四球、大山、佐藤輝に連打を浴び、満塁としたところで降板。2番手・田中豊がサンズに満塁弾を浴びてジ・エンドだ。メルセデスは2回3分の0を6安打2四球、自己ワーストの6失点となった。
メルセデスは2018年から昨年まで阪神戦10試合に登板し、5勝2敗、防御率1.58。被本塁打はわずか1本の「虎キラー」だった。大事な直接対決の初戦に送り出した原監督も「なかなかゲームをつくるというか、スターターの役割を(果たせなかった)というところ。制球に苦しんだ? まあ、見ての通りだね」とショックを隠せない敗戦となった。
■5月には相川バッテリーコーチが三軍送りに
原監督は4月20日の阪神戦に5本塁打を浴びて敗れた際、「カードの初戦にクリーンアップに4本も5本も打たれているようじゃいけない。バッテリーコーチは何をしてるんだ」とやり玉に挙げたが、この日はサンズに満塁弾を含む3安打5打点。さる球界関係者がこう言った。