巨人山口俊は今季年俸3000万円 “VIP待遇”で来季は3億円?

公開日: 更新日:

■菅野より先にポスティング認めさせた交渉力

 山口は「交渉力」に長けているという。前出の関係者が続ける。

「16年オフにDeNAから巨人FA移籍した際、これまで決して巨人は認めなかったポスティングシステムを利用できる権利を契約に盛り込むことに成功し、そして実行した。ファンには酒を飲んで暴行事件を起こしたイメージがあるだろうが、エース菅野より先に認めさせたわけで、球団からすれば、かなりの“やり手”で通っています。今回の電撃復帰にしても、年俸3000万円の条件だけで復帰を決意したのかどうか。今季の結果次第では、来季は総額で3億円規模の契約もあるともっぱらです」

 3000万円から一気に前回在籍時の年俸である2億3000万円から3億円近くにまで上がるとしたら、まるでFA選手のようなVIP待遇である。入団会見では「(重圧は)ないと言ったらウソになるが、結果しかないと思っている」と決意表明していた。山口はだから、目の色を変えて投げるのは間違いない。ただし、今年は練習量が落ちていて3Aでも打たれている。19年のような投球ができるかは別問題である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動