巨人菅野の危険な賭け…7.1広島戦“ぶっつけ最終テスト”ダメなら五輪辞退も
巨人の菅野智之(31)が7月1日の広島戦で、「ぶっつけ最終テスト」に挑む。
今季は開幕直後に足、5月には右肘を痛めて離脱した。今月6日に復帰したものの、2戦2敗。同13日のロッテ戦は今季最短の3回途中4失点でKOされるなど本調子にはほど遠く、3度目の登録抹消となっていた。ここまで8試合に登板して2勝4敗、防御率2.72とピリッとしていない。
昨季は史上初の開幕投手からの13連勝など、14勝2敗、防御率1.97をマーク。最多勝、最高勝率のタイトルを獲得し、セのMVPに輝いた。オフにポスティングシステムを使い、米大リーグ挑戦を目指したが、交渉は決裂。巨人残留を決断したのだが、例年のようなハードなトレーニングができず、本人も練習不足を認めていた。
対戦相手の広島の球団関係者がこう言う。
「菅野はホントに3戦目に投げるんですかね? まだコンディションが万全じゃないって聞いていますよ」
原監督によれば、当初は27日のヤクルト戦での復帰も視野に入れていたが、さらに大事を取ったという。菅野と近しい関係者がこう指摘する。