反町監督は最終予選中に五輪監督に専念する決断を下した
2007年8月に始まった最終予選で日本はカタール、サウジアラビア、ベトナムと同じグループになった。ベトナムはアウトサイダーだが、カタールとサウジアラビアは気の抜けない相手である。 初戦でベトナムをホームの国立競技場に迎えた日本は青山直のゴールで1-0と勝利を収め、続くアウェーの強敵サウジアラビア戦も0-0のドローで乗り切った。
9月のホーム開催のサウジアラビア戦は梶山のゴールで1-0の勝利の収めたが。10月のアウェー・ドーハでのカタール戦はロスタイムにPKを献上し、1-2の逆転負けを喫してしまう。
4試合を終えた時点で日本とカタールが2勝1分け1敗の勝ち点7で並び、サウジアラビアは1勝2分け1敗の勝ち点5に止まった。この苦境に反町監督はA代表のコーチを辞し、五輪代表に専念する決断を下した。
残り2試合。日本はハノイで行われたベトナム戦を4-0でモノにして勝ち点を10に伸ばした。
一方のライバルのカタールは、サウジアラビアに1-2で敗れて勝ち点は7のまま。勝ったサウジアラビアも勝ち点を7に伸ばした。