【アーチェリー】男子団体は必然の銅 誘致決定後から強化費増額、2019年は約1億円!
招致が決まったのは13年9月。実際、全日本アーチェリー連盟の公式ホームページで公開されているJSC・JOCからの助成金を見ると、13年は4111万4000円。それが19年には9850万4000円となっており、その額は2倍以上に増えている。前出の小林氏が続ける。
「8年前に東京五輪が決まった時、24歳の武藤は高校生。女子代表の山内梓(22)はまだ中学生でした。そこから8年間かけて強化してきたことが実った形です。資金が潤沢だから、日本代表に韓国出身のキム・サンフンコーチも招聘できた。ただ、強化費は五輪後には再び削られるでしょうから、関係者は“宴の後”を心配しています」
必然の銅メダル獲得だったのだ。