東京五輪グッズ売買活発 記念硬貨や切手が値上がり“プレミア状態”のナゼ

公開日: 更新日:

 8日に閉幕した東京五輪。開催の是非はさておき、日本勢のメダルラッシュで大会が盛り上がるにつれ、閑古鳥が鳴いていた公式グッズのオフィシャルショップには客が殺到したという。

 公式ユニホームのレプリカTシャツやタオル、競技別のキーホルダーなどが売れていて、オンラインサイトでの販売も好調とのこと。フリマアプリ「メルカリ」でも五輪グッズの売買は活発だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

 侍ジャパンが金メダルを獲得した野球関連では、定価990円(税込み)のボール(オンラインショップでは完売)は、2000円前後の値がつき、売り切れ状態に。記念硬貨や切手の類いも値上がりしているという。これらの買い取りを行っているバイセルテクノロジーズ広報担当の三浦優佳さんに話を聞いた――。

「表に大会エンブレム、裏に流鏑馬の絵があしらわれた『一万円金貨幣(販売価格12万円)』は、すでに13万円程度まで値上がりしています。切手も同様で、『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄付金)10枚1シート(販売価格920円)』は、現在2000円ほどになっています。切手は表紙がセットになっているものはさらに上がっている状態です。記念硬貨や切手はすでに販売が終了しているものもありますが、今回の五輪は新型コロナウイルスの影響で初めて1年延期になったのが大きいようです。今後さらに値上がりするか予測が難しいですが、開催中の一時的な熱狂によるものという見方もできます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース