バッハ会長は最後まで「ぼったくり男爵」だった!広島訪問全費用を地元に“ツケ回し”

公開日: 更新日:

 最後まで「ぼったくり」だった。

 9日に帰国したIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長(67)が7月16日に広島市を訪問した際の警備費用(379万円)について、広島県と市が折半することが分かった――と12日付の中国新聞デジタルが報じた。

 記事によると、バッハ会長は16日午後に平和記念公園を訪れて原爆慰霊碑に献花し、原爆資料館を見学した。この時、市は約3時間、公園の立ち入りを一部規制し、警備会社へ警備を委託したという。県や市はIOCや東京五輪の組織委側に警備費負担を求めたものの受け入れられず、県と市が2分の1ずつ支出することが決まったという。

 中国新聞の取材に対し、県と市は「県民、市民の理解が得られる適切な支出と判断した」と説明しているらしいが、広島県民、市民にとっては「冗談じゃない」のが本音なのではないか。県や市がバッハ会長の広島訪問を懇願したのであればともかく、そんな報道は一切なかったからだ。

 実際、ネット上でも<コロナ禍なのに強行訪問。それでいてカネは出さないっておかしくないですか><松井市長が呼び掛けた8月6日の黙とう要請も無視しながら、請求書だけはツケ回し?><広島ヤクザの方がよっぽど礼儀がある>などと批判の声のオンパレードだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  5. 5

    中森明菜が小室哲哉、ASKAと急接近! “名曲製造機”との邂逅で「第2の黄金期」到来に期待

  1. 6

    「色気やばい」山﨑賢人のタバコ姿が大反響 韓国で路上喫煙の宮根誠司との反応に“雲泥の差”

  2. 7

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  3. 8

    中野サンプラザ、TOC、北とぴあ…都内で建て替え計画が相次ぎ頓挫する理由

  4. 9

    岩井明愛・千怜姉妹が大ピンチ!米ツアーいまだポイントゼロで「リシャッフル」まで残り5試合

  5. 10

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”