小池知事のパラリンピックへの「異常な愛情」“大人の特別事情”を子供たちに押し付ける本末転倒

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 矛盾だらけの異常な肩入れだ。24日開幕の東京パラリンピック競技を、都内小中高生ら13万人超に観戦させる「学校連携プログラム」に、批判が殺到している。この“学徒動員”の一方、小池都知事は感染拡大防止のため都立学校には修学旅行の中止・延期を要請。さすがに「修学旅行が中止ならパラ観戦も中止すべき」と怒りの声が噴出している。

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 タレントの藤田ニコルも、22日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」で「大人たちの特別を子供たちに押し付けすぎ」と発言した。デルタ株の影響で10代以下の感染者は5月時点から4倍に急拡大。それでも小池都知事は「子供たちへの教育的価値が高い」と強弁するのだ。

「都教育委員会の委員5人のうち4人が『テレビ観戦でも教育効果はある』と反対したのに、知事が言う『教育的価値が高い』は通用しない。要するに、五輪で観客をほとんど入れられなかったから、パラでは少しでも観客を入れる“絵づくり”で成功を印象付けたいのでしょう」(都政記者)

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