“甘ちゃん”阪神「規定違反」のツケ!自業自得のドラフト戦略見直し、厳重注意の天理より度し難い

公開日: 更新日:

 高野連は、日本学生野球協会を通じて日本野球機構(NPB)の事務局に再発防止に向けた対応を求めたが、阪神は今回のルール違反で10月11日に迫ったドラフトの戦略見直しを迫られそうだ。

■育成重視方針にも暗雲

「阪神は6人を獲得した2019年ドラフトで上位5人まで高校生を指名するなど、ここ数年は育成も重視する戦略に舵を切った。高卒2年目左腕の及川が一軍の戦力になるなどその成果が早くも出始めており、今年も高知高の森木大智や市和歌山高の小園健太を上位候補にリストアップ、問題の達も1位の有力候補のひとりとしていた。それがスカウトの勇み足というみっともない不始末で騒動を起こし、高野連を巻き込んで天理と達にも迷惑をかけた。少なくとも達の指名はしにくいし、高校生の指名も躊躇するんじゃないですか」(別の球団スカウト)

 自業自得である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド