その後、高津、矢野両監督は激しい口論に発展。矢野監督が試合後、滔々と正当性を主張した一方で、高津監督は「僕からはすみません。(審判とは)話というか説明はしました」と話すにとどめた。
「この日の高津監督にしてみれば看板選手2人がぶつけられて、内心、はらわたが煮えくり返っていたでしょう。しかし、首位を走るヤクルトは、阪神よりも優位に立っている。下手に挑発に乗らないに越したことはない。金持ちケンカせず、ではないが、ヤクルトはこの阪神3連戦を優勝に向けての大勝負と捉えているだけに、目の前の試合に勝つことに集中したのでしょう」
とは、ヤクルトOBだ。