松山英樹のZOZO貫禄Vが“赤裸々”にしてしまった日米ツアー「驚きの格差」

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 期間中は1日5000人の入場制限を設けたが、連日多くの観客が詰めかけた。しかも1日券は木・金曜が1万8500円、土曜2万1500円、日曜2万5000円と高額にもかかわらず飛ぶように売れた。日本ツアーでは考えられない金額であり、チケット収入だけで3億円を超える。さらに、高額の5万8000円プレミアム入場券が完売したという。

 初日から大会を盛り上げる松山のプレーは、高いカネを払ってでも見たいというファンの心理がよくわかる。

 会場は米ツアープロには珍しい2グリーン制だが、PGAツアーは5番パー3のグリーンを交互に使うなど、柔軟な発想もあった。

「日本のようにグリーンに乗ったらバーディーという安易な設定ではなく、グリーンのスピードや硬さ、ピン位置が念入りに計算されていた。試合をリードしても守りに入ったら勝てず、ピンを最後まで攻めさせる。観客さえもハラハラさせる仕様だった。スタッフのレベルも日米では大きく違うのがわかる」(菅野氏)

 米ツアーのすごさと同時に、日本ツアーのお粗末さを露呈する大会だった。

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