ヤクルト「前年最下位」から豹変! 20年ぶり日本一に導いた高津監督の投手陣再建と信頼我慢
「自身が米国、韓国、台湾と海外でプレーしている。日本時代より、米国時代の救援失敗がメンタル的につらかったという経験なども踏まえ、マクガフを含めた助っ人選手にはかなり気を配っていた。二軍監督時代から、特に投手の四球に関しては厳しかったですけど、今は多少の失敗はつきものと受け止めているようです。昨季はオーダーや作戦について、自身の裁量で行うことが多かったのですが、今季はコーチに任せる場面が増えたと聞いています。打順や選手起用はもちろん、シーズン最終盤まで救援投手を3連投以上させなかったのも、ときにコーチ陣の進言があったからだといいます。監督にリリーフの休養を提案され、それを信頼して受け入れたケースもあるようです」(前出のメディア関係者)
大躍進のウラで、指揮官も進化していた。