新庄体制で日ハムの“渋チン”ガラリ! 助っ人補強は「クビ4人衆の原資7.6億円」尽きるまで
いずれも1年契約で総額5億8000万円と、渋チンといわれる日ハムにしては珍しい投資の連発。さすがにこれで打ち止めだろうと思いきや、球団はまだまだ補強の手を緩めるつもりはないようだ。
■7人の大所帯
獲得した選手の額はデカいが、“不良債権”を切って、浮いた分のカネも大きい。8月に巨人に放出した中田は今季年俸3億4000万円。さらに「ノンテンダー」として事実上のクビ切りを敢行した3人も高給取りだ。西川が同2億4000万円、大田が1億3000万円、秋吉が5000万円。この4人で7億6000万円だ。新助っ人に払う分を差っ引いても、まだ1億8000万円もある。
日ハムは契約延長をした王柏融とB・ロドリゲス、残留交渉中のバーヘイゲンも合わせると助っ人は7人。枠の問題があるとはいえ、今季の阪神のように外国人選手を8人も揃えた球団もあるのだから、格別多すぎるということもない。
珍しく金庫に余裕がある。新庄監督をもり立てるための選手獲得、サプライズ発表はまだ続きそうだ。