鈴木誠也はMLBキャンプ出遅れ確実…ロックアウト越年決定的の不運と待ち受ける試練

公開日: 更新日:

 大リーグ機構(MLB)が全ての契約交渉を凍結するロックアウト(LО)の越年が決定的になった。

 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は15日、選手会関係者の話として年俸総額やFA取得期間の短縮など「経済に関わる主要議題は1月まで先送りされる」と報じた。今月1日の交渉決裂後もMLBと選手会は話し合いを重ねているが、進展は見られないまま平行線。週明けにはクリスマス休暇に入るため、主要議題に関しては1月から話し合いが再開される見込みだという。

 記事によると、機構、選手会とも2月のキャンプイン、レギュラーシーズン開幕(3月31日)を遅らせない方針で一致。新労使協定合意のデッドラインは2月1日に設定しているそうで、遅くともバッテリー組が始動する2月15日前後には妥結するとみられている。

 LОの影響をもろに受けているのが、広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也(27)だ。MLBが11月21日に獲得可能選手と公示してから10日後にLОに突入。交渉期間は20日間残っているとはいえ、一日でも早く合意するに越したことはない。なぜなら、契約書にサインを交わしてからの渡米手続きが何かと煩雑だからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…