新庄は現役当時から「見るのがコーチ。イジったらアカン」と言っていた

公開日: 更新日:

 プロ野球の世界では、なかなかできないこと。特に昔は、「ハイ」しか言えなかった。でも剛志は疑問がある限り聞き続ける。だから彼もそういう選手が好きだと思う。反対に、「できないのにハイって言うなよ」と思っているはずです。

「コーチが支えるべきはメンタル」と常々そう言っていた。剛志はタイガース時代、メンタルでめちゃくちゃ苦労しましたから。

 タイガースにいれば、4タコでもスポーツ紙の1面。怒られて正座させられても1面。真弓(明信)さんがサヨナラHR打っても新庄が1面。毎日マスコミに追いかけ回され、プライベートはまったくなかった。

 寮を出てからはいつもひとりぼっち。周囲が「アイツの周りにはマスコミがいっぱいだから嫌だ」と敬遠していたせいでした。カネや利害関係でつながった友達や先輩はいただろうけど、本当の友達と呼べる人はいなかったかもしれない。

 だから、(元妻の大河内)志保ちゃんがいないときは、僕は剛志の家によく遊びに行っていた。


 昔は今みたいなファンサービスはしていなかったと思う。逆に、ファンのことを敵だと思っていたんじゃないか。だから、メッツに行って本当に良かったと思いました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係