新庄、立浪、藤本新監督3人に贈る言葉…「監督ほどラクな商売はない」
今オフ、3人の新監督が誕生した。
型破りな抜擢で実現した日本ハムの新庄剛志監督(49)が球界の話題を独り占めにすれば、中日はドラゴンズファン待望の立浪和義監督(52)が就任。名古屋ではビッグボスに負けない注目を集めている。
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ソフトバンクは、主にファームで選手育成に携わってきた藤本博史二軍監督(58)を昇格させる超現実路線。下積みを経て監督ライセンスを手にした叩き上げである。三者三様の彼らに、僭越ながらアドバイスできることがあるとすれば、「監督ほどラクな商売はない」ということだろうか。
そう書くと語弊を招きそうだが、1998年に横浜の監督に就任してまず実感したのがそれだった。
それまで長く投手コーチを務めたが、どの球団でも自分の考え、やり方を監督に受け入れてもらうのに苦労した。