GK権田に期待 中国とサウジとのW杯予選で圧巻の仕事ぶりを披露してほしい
そこからは森保一監督から大きな信頼を寄せられ、W杯予選は主力としてコンスタントに戦ってきた。だが、2019年から2年過ごしたポルトガル1部・ポルティモネンセでは出番を得られずに苦しんだ。
彼の中では「カタールW杯予選をフルで戦いたい」という思いが強く、そのためにはJリーグ復帰がベストな選択だと判断。2020年末には清水に移籍し、Jリーグで出直しを図った。
2021年の清水は、ロティーナ監督がシーズン終盤に解任。平岡宏章監督が後を引き継いだものの、最終節でようやく残留を決めるという有様だった。周囲の権田評がやや辛いのも、所属クラブの成績による部分が大だろう。
「僕も毎回メディアの方々のネット記事を見ますけど、しっかり毎回スタメンから僕を外してもらっている(苦笑)。僕自身を『物足りない』と思っていることは受け入れます」と20日のオンラインによる取材対応でも、神妙な面持ちでコメントしていた。
■W杯予選2連戦は飛躍するチャンス