フィギュア樋口新葉が五輪メダルへ好発進! ロシア勢顔負けの表現力に期待◎

公開日: 更新日:

 樋口新葉(21)が、まずは無難な五輪デビューを果たした。

 6日のフィギュア団体の女子SP。冒頭のダブルアクセル(2回転半)から終盤の連続ジャンプまで全て成功。楽曲「Your Song」に合わせた表現力も評価され、74.73点をマーク。90.18点で首位のカミラ・ワリエワ(15・RОC=ロシア・オリンピック委員会)に大差をつけられたとはいえ、2位に入った。

【写真】この記事の関連写真を見る(12枚)

 東京都出身で、現在は明治大に通う現役の女子大生。2018年GPファイナル女王の紀平梨花(19)、昨年末の全日本選手権覇者で同い年の坂本花織らの陰に隠れて目立たなかったものの、スピード感あふれるスケーティングと表現力の豊かさは海外のレフェリーからも高く評価されてきた。

 坂本との争いとなった平昌五輪代表選考会を兼ねた17年全日本選手権では4位。代表権は2位の坂本に譲ったが、五輪後の世界選手権(イタリア・ミラノ)では平昌金のザギトワ(ロシア)らのトップスケーターを抑えて銀メダルを獲得した。

 今大会の個人SPは15日。樋口は持ち前の表現力を発揮して、ロシア勢にどこまで食い込めるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド