巨人の紅白戦は育成41人の“椅子取り合戦”! 支配下枠を勝ち取りそうな4人の名前
11日、14日からの沖縄2次キャンプのメンバー入りをかけて今季初実戦となる紅白戦を行った。若手がしのぎを削る中、総勢41人にのぼる育成選手の支配下枠争いもヒートアップしている。
獲得が目前となっている新外国人投手を含めると、現在の支配下選手は61人。上限は70人で開幕までに4人前後が育成から支配下登録される見込みとなっている。
そんな中、2019年のドラフト1位入団で、現在は育成選手として3ケタの背番号をつけている堀田賢慎(20)が先発。先頭の松原を変化球で見逃し三振、2番・広岡を三ゴロ、3番・八百板を直球で中飛に打ち取る好投を見せた。新人時代の20年に受けた右肘のトミー・ジョン手術からの復活を期し、「自己採点? 70点くらい。変化球の精度、コースの出し入れはできたけど、高さはもう少し良くできる」とうなずいた。
オリックスから育成契約で加入した勝俣翔貴(24)は白組の「8番・三塁」で出場。三回無死一塁で堀岡からレフト前へはじき返し、一、三塁とチャンスを広げた。
その勝俣に打たれた堀岡は1回を4安打4失点で交代。こちらもオリックスから加入した鈴木優は2四死球を与えてピンチを招いたものの、1回を無失点で切り抜けた。