大谷翔平が米5年目で初の開幕投手“確定” ロックアウト長期化でエ軍先発陣にライバルなし
ジョー・マドン監督は今季、先発投手6人制を示唆しており、エ軍のローテは現時点で、大谷、シンダーガード、ロレンゼンの他、昨季8勝(8敗)の若手左腕スアレス(24)の4人が中心となる。大谷以外は心もとなく、シンダーガードは2020年に肘の靱帯を修復するトミー・ジョン手術を受け、昨季は2試合計2イニングの登板に終わった。大谷に次ぐ二刀流を期待されるロレンゼンはレッズ時代、主にリリーフで起用され、先発としては未知数だ。スアレスは昨季、メジャーに定着したばかりで実績、経験とも乏しい。体調、実績とも開幕投手が務まるのは現状、大谷しかいないのだ。
エ軍の今季開幕戦は敵地オークランドでのアスレチックス戦。日程が予定通り実施されれば、大谷は開幕戦の後、3カード目まで中7日のローテとなり、休養十分で登板が可能になる。
昨季、初めてリアル二刀流で起用されたのは開幕から4戦目となる4月4日のホワイトソックス戦。2号ソロを放ちながら、投げては4回3分の2を2安打3失点でKOされた(勝敗つかず)。
大役を任される今季の開幕戦は投打で結果を残せるか。