大谷翔平が米5年目で初の開幕投手“確定” ロックアウト長期化でエ軍先発陣にライバルなし
米大リーグ機構(MLB)と選手会による労使交渉が2月28日(日本時間3月1日)、フロリダ州ジュピターで8日連続で行われた。現地時間午前10時に始まった交渉にはロブ・マンフレッド・コミッショナーも参加。機構はこの日までに新労使協定に合意できなければ、3月31日(同4月1日)の開幕を遅らせ、シーズンを短縮する方針を打ち出している。
今後は通常よりも短い約1カ月間でキャンプ、オープン戦を行うため、選手は突貫工事での調整を強いられる。各球団は停止していた戦力補強を進めることになり、チームによっては陣容が揃わないまま開幕を迎えることになりかねない。
大谷翔平(27)のエンゼルスも例外ではないが、二刀流はメジャー5年目にして初の開幕投手という大役を務めることになりそうだ。
エ軍はロックアウト突入前、FAでシンダーガード(前メッツ)、ロレンゼン(前レッズ)の両右腕を獲得し、守護神イグレシアスと再契約。ミナシアンGMが「最優先事項」としていた投手陣の整備を図った。
■大谷しかいない