池江璃花子はユニバーシティー大会代表入り 世界選手権逃すもアジア記録更新へ虎視眈々
日本水連は7日、日本代表を発表し、5日まで行われた国際大会代表選考会で振るわなかった池江璃花子(21)は6月開幕の世界ユニバーシティー大会(旧ユニバーシアード大会=中国・成都)のメンバーに選ばれた。
池江は先の選考会で2種目を制しながら、日本水連が定める派遣標準記録に届かず、世界選手権(6月=ブダペスト)、アジア大会(9月=中国・杭州)の出場権獲得はならなかった。
今後は4月末開幕の日本選手権(横浜国際プール)で追加のアジア大会代表を目指す。先の選考会とは異なり、次の日本選手権は例年とほぼ同時期に行われ、ピーキングなど万全の状態で本番に臨むのは可能。本来のパフォーマンスを発揮すれば派遣標準記録の突破は確実で、6冠を達成した2018年ジャカルタ大会以来のアジア大会代表入りが有力視される。
リレーも含めれば計8個のメダルを獲得している相性のいい大会で池江が狙うのは出場全種目で頂点に立つだけではない。国際舞台での完全復活を期す日本女王はアジア記録の更新を目指しているという。