巨人原監督によぎる「2015年V逸の悪夢」 OP戦打率12球団ワースト貧打地獄に胸騒ぎ…

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 結局、規定打席に到達したのは2人だけ。その坂本にしても.269、長野は.251。阿部、村田に至っては、規定打席に届かない低迷ぶりだった。チーム打率はリーグ最下位の.243。歴史的貧打でV逸となり、原監督はこの年限りで退任した。退任会見で当時の白石オーナーは「投高打低の状態が続き、打線が打てなかった」と契約延長のオファーを出さなかった理由を明かしていた。

「『同じ実力なら若手を使う』とチーム解体を示唆したものの、坂本、丸ら30代の主力に依存したメンバーで滑り出そうとしているのが15年と同じ。今年は若い投手が出てきつつあるが、あの年も投手はしっかりしていて、防御率はリーグトップでした」(前出の関係者)

 今季から契約を3年延長した原監督だが、「そういえば、あの年も……」と悪夢の15年を思い出しているかもしれない。

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