MLBイメージダウンで集客苦戦は確実 大谷翔平リアル二刀流“全開”でもファンはソッポ
「1994年から95年にかけてプロスポーツ史上最長となる232日間のストが続き、大幅なファン離れにつながりました。今回も同様に球場へ足を運ぶファンの数は激減するでしょう。5月にはNBAのプレーオフ、6月には米国各地で人気を誇るカレッジスポーツと時期が重なるだけに、多くの球団が集客に苦戦すると思う。大谷のエンゼルスも決して例外ではなく、二刀流が昨年と同等(9勝、46本塁打)の働きをしても集客につながらないかもしれません」
現役メジャーリーガーからも人気の陰りを懸念する声が上がった。ジャイアンツのスレーター外野手は米全国紙USAトゥデーの取材に「野球を救うためにまたステロイド時代がやってくるのかな」と話したという。
90年代後半から2000年代初頭には、筋肉増強剤を使用した選手が本塁打を量産。パワー全盛の打撃スタイルが野球人気の復活につながったとされている。
大谷の160キロの剛速球とメジャー有数の飛距離をもってしてもファンをつなぎとめられるかどうか……。