FA菊池雄星の移籍先候補にNY金満2球団 敏腕代理人ボラス氏の“ゴネ交渉”が契約のネックに
10日(日本時間11日)、メジャーの労使交渉が合意に達した。99日間の長きにわたるロックアウトは解除され、FA選手らとの交渉も再開。マリナーズからFAになっている菊池雄星(30)の周囲がさっそく騒がしい。
ここにきてニューヨークに本拠地を構える2球団が移籍先の候補に浮上しているからだ。
大リーグ公式サイトによれば、ヤンキースが昨年12月のロックアウト突入前、菊池サイドから正式契約に必要な健康診断書を受け取ったという。
日本人左腕にはメッツも関心を寄せており、地元放送局SNY(電子版)は10日、昨年11月のFA交渉解禁と同時に接触し、すでに条件提示を済ませていると報じた。
ヤンキース、メッツとも先発投手の補強が今オフの優先課題のひとつ。両球団ともメジャーを代表する金満球団として知られるだけに、好待遇を期待できそうだが、交渉は長引くのではないか。
タフネゴシエーターとして知られるスコット・ボラス氏が代理人を務めているからだ。