花巻東・佐々木麟太郎に巨人が熱視線!大谷と並ぶ「高校通算56号」で“狂騒曲”が始まる
■高校生を立て続けに取り逃がす巨人も狙う!
特に熱視線を送るのは、17日までのオープン戦でチーム打率.205と12球団ワーストの貧打にあえぐ巨人である。巨人のさるチーム関係者がこう言う。
「麟太郎の手も借りたいくらい。原監督が言うように、主力野手の高齢化が進んでいるのに、4番・岡本和以外の若手が台頭しない。麟太郎が今年のドラフト候補だったとしても取りにいくでしょうね。このセンバツからフィーバーが始まるだろうから、球団待望の甲子園のスターでもあります」
確かに近年の巨人は甲子園の目玉選手と縁がない。2017年に早実・清宮(日本ハム)、18年に大阪桐蔭・根尾(中日)、19年に星稜・奥川(ヤクルト)と甲子園を沸かせた高校生候補を立て続けに取り逃がしているのだ。
「打てない」「若手野手が出てこない」「甲子園のスターがいない」といったないない尽くしの巨人の問題点をすべて吹き飛ばすのが、この怪物スラッガー。早くから密着したからといって、ドラフトの抽選の確率が上がるわけではないのだが、ドラフト1年半前にして早くも「麟太郎狂騒曲」が始まろうとしている。