横綱・照ノ富士まさかの初日黒星で5月場所“完走”に黄信号…欲しい師匠の「鶴の一声」

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 しかし、照ノ富士はとにかく責任感が強い。かつて「太く短く」と明言していたように、休場を嫌う傾向がある。先場所、自ら休場を申し出た際は、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)も「自分からそういうことを言う子じゃない。よほど悪いのだろう」と驚いていたほどだ。

「だからこそ、弟子が危ないと思ったら、師匠から『休め』と言ってほしい。ただ、伊勢ケ浜さんも休場には厳しい人ですからね。先場所も新型コロナに感染して稽古不足の照ノ富士に対し、『今場所は厳しい』と言いつつも、初日から休場はさせなかった。厳格なのは良いことだけど、このままでは照ノ富士は1年ももたない可能性がある。伊勢ケ浜さんの信念を曲げるようだけど、時には無理やりにでも休ませてほしいものです」

 とは、ある若手親方だ。

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