阪神・梅野は矢野監督を結果で見返せ! 絶対的正捕手として“物足りない防御率”データ

公開日: 更新日:

 しかし、今季の梅野は、矢野監督が好き嫌い関係なく使わざるを得ない選手かといえば、そうとも言い切れないのではないか。

 たとえば、7日までの先発投手の先発捕手別の勝敗、防御率を見ると、梅野が出場した26試合が9勝10敗、防御率3.22に対し、坂本は同じ26試合で8勝11敗も、防御率は2.40。長坂も8試合で5勝1敗、防御率2.41。いずれも梅野先発時の防御率を上回っている。

 先発投手の調子によって防御率は変動するものの、特に秋山とガンケルについては、坂本との差が顕著だ(秋山=梅野.2試合、0勝2敗、防9.35、坂本.3試合、1勝1敗、防3.14。ガンケル=梅野.4試合、1勝2敗、防4.74、坂本.2試合、0勝2敗、防1.38)。

 来年で監督が交代するとはいえ、絶対的な正捕手になるには、持ち前の打撃を生かしつつ、配球面のレベルアップが必要だろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇