松山英樹は全米OP4位フィニッシュ! 高速グリーン攻略し猛追、最終日ベストスコア65
【全米オープン】最終日
鬱憤を晴らすかのような猛攻だった。
通算2オーバー17位から発進した松山英樹(30)は、5バーディーの65と爆発。6打リードの最終組(ザラトリスとフィッツパトリック)を9組前から猛追。ホールアウトの時点ではクラブハウスリーダーでプレーオフの可能性もあったが、通算6アンダーで優勝したフィッツパトリックに3打届かず4位に終わった。1打差2位タイはシェフラーとザラトリス。
「アンダーパーで終えれば何か起きるかもしれないと思っていた。ショットがそれほどよくない中で、11、12、13番でいいパッティングが決まり、16番もそうだが、(パットがいいので)こういうスコアが出た。4日間ショットの状態が上がらない中でそれなりにチャンスが多かった」(松山)
■パットが入れば上位を争えることを証明
今大会には世界ランク100位内の72選手が出場し、平均ストロークは初日72.76、2日目71.99、3日目73.53、最終日72.09。4日間ともオーバーパーであり、タフな設定だった。3日目は強風も吹き荒れ、スコアメークに苦しむ松山はこの日の6番まで30ホールバーディーがなかった。