大谷はDH部門2位で決戦投票へ 逆転スタメン選出のカギ握るヒューストンの組織票
オールスター(日本時間20日=ドジャースタジアム)の第1次ファン投票が日本時間きょう1日に締め切られ、エンゼルス・大谷翔平(27)はア・リーグDH部門で166万4012票を集めて2位。221万5456票でトップのアストロズ・アルバレスとともに球宴のスタメンを決める最終投票(6~9日)進出を果たした。
打率(.316)、本塁打(23)、打点(56)といずれもア・リーグDH部門トップを走るアルバレスに約55万票差をつけられたが、次のステージでの逆転は可能だ。最終投票に1次投票の得票は持ち越さない。一から仕切り直して2人の一騎打ちになるため、9日の締め切り日までにアルバレスを猛追すればファンの支持を得られるからだ。
折しもエ軍は2日からライバルが所属するアストロズと敵地ヒューストンで3連戦を行う。相手の先発予定は、いずれも今季好調なハビエル(5勝3敗、防御率2.73)、ウルキーディ(6勝3敗、同4.36)、バルデス(8勝3敗、同2.65)の3人。リーグ2位のチーム防御率2.98と強力なア軍投手陣を攻略すれば、敵地ファンの得票が期待できる。